屋根の遮熱塗装でヒートアイランド対策

サーモアイは、年間を通して日射エネルギーの50％分を熱に変えないことで、家庭における夏の冷房費をはじめ、企業の空調設備使用にかかる費用を節約できるメリットがあります。

しかし、サーモアイの１番大きな役割は、近年深刻な環境問題として叫ばれているヒートアイランド現象に対し、これを抑制し、環境に貢献できることです。

近年、都市のヒートアイランド化が深刻な問題となっています。
さまざまな技術を用いて、ヒートアイランド対策が行われています。

ヒートアイランドを抑制する技術として、遮熱塗料が注目されています。

遮熱性塗料サーモアイは、地表面や建物表面の日射熱吸収を抑制し、遮熱することによって、屋内外の温度を下げ、温熱環境を改善し節電につなげていくものです。

その効果には、大きな期待が寄せられています。

施工面３箇所・未施工面１箇所（地上１．５ｍ）における実測によって 温度軽減効果を検証（気温：３２．５℃ ）

※屋根：いずれもガルバリウム鋼板（0.8mm）＋無機質高充填フォーム（4mm）
場所：東京都大田区倉庫　気象条件・晴れ

太陽光の50％を反射させ、建物に熱を吸収させないサーモアイは、室内の温度を下げ、それにより冷房などの空調システムに関わる消費を減らし節電させることによって、ヒートアイランド対策に大きく貢献するものです。

もしも町全体・日本全体の屋根で日射反射率が向上したら、その効果は決して小さなものではありません。
まずあなたの町、あなたの家の屋根から、太陽熱高反射塗料に切り替えていってみてはいかがでしょうか？

もし新たに家を建て、これから屋根や壁を塗るなら・・・
もし塗装が古くなった家を塗り替えるなら・・・・・

サーモアイは、夏に涼しく、実験結果からも分かるように、日射反射率の高い、優れた遮熱塗料です。どうせ塗るなら、太陽光反射率の高い遮熱塗料の利用を考えてみてはいかがでしょうか？

ヒートアイランド対策の一貫として高反射性遮熱塗料を使った工事に関し、その現象の影響の大きな東京２３区の中では、「助成金」や「補助金」制度を設けているところもあります。

• 墨田区では、地球温暖化防止設備導入助成制度の中で、「助成対象設備」として「遮熱断熱塗装」も掲げています。（『墨田区地球温暖化防止設備導入助成制度』）
• 荒川区では「補助金」「地球温暖化防止及びヒートアイランド対策助成金交付制度」を設け、「エコ助成金」の対象に、市民から要望の多かった「遮熱性塗装」も含めるようにしました。
• 港区では、地球温暖化対策及びヒートアイランド対策として、「日射反射率が50％以上と認められた塗料」による「建築物の屋上又は屋根」の「被覆工事」について助成金制度を設けています。（『港区高反射率塗料工事費助成金』）
• 北区では「新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成」において、日射反射率50％以上を有する「遮熱性塗料」を「補助金」の対象にしています。
• 豊島区では、「エコ住宅普及促進費用助成金」として、「高反射」塗料を使った工事に「補助金」を出しています。
• 新宿区では、「住宅用新エネルギー及び省エネルギー機器等導入補助金制度」として、「屋根又は屋上」の「高反射率塗料」による塗装工事を対象とし、現在「補助金」の申請を受け付けています。
• 品川区では、『品川区環境共生住宅助成事業追加募集』（品川区防災まちづくり事業部都市計画課住宅運営）において、「省エネルギー型設備設置工事・断熱・遮熱化工事」に関して助成金を交付しています。
• 千代田区では、新築・改築および既築のすべての建造物を対象に、「高反射率塗装」による屋上全体の塗装に関し「ヒートアイランド対策助成金」の対象としています。

※１いずれも平成２１年の募集からのもので、申請すればそのまま受けられるというものではありません。
※２助成金額、対象物とその面積、遮熱効果などの条件は、各地方公共団体によってまったく異なりますので、必ず個々に問い合わせるようにしてください。